<![CDATA[M&R DEKO CAIRN TERRIER - Blog]]>Sat, 27 Apr 2024 10:13:04 +0900Weebly<![CDATA[国内産と外国産]]>Thu, 27 Aug 2020 14:14:21 GMThttp://cairnterrier.jp/blog/4836092
イギリスを原産国とするケアーンテリアは、

国内での愛好家が海外から犬を分けていただいて、

日本へ持ち込んでブリーディングしてきたのですが、

ブリーディングに対しては、みなさん協力的でした。

しかし、

時が流れて、共有し合うことが減りました。



ショーに参加されるかたは、我が子自慢が多いですが、

それは家庭犬で迎えた方もいれば、

海外から迎えた方もいます。



私は、私が手掛けた自家繁殖犬を見定めたい!

という一心で、参加してきましたが、

今は、

日本でのショーチャレンジに興味がなくなりまして、

Dreamyを迎えることが決まった時に、

アメリカにいる知人に相談していました。



私としましては、

国内の愛好家はまとまるべきだと考えていましたので、

2000年ごろに、

CTFC(ケアーンテリアファンクラブ)を作った経験もありますし、

トリミングや、しつけや、競技など

ケアーンが出来るスポーツなどの実習会を主催しておりました。


しかし、

外国かぶれしている日本人は、

外産犬入ってくれば寄ってたかってしまいます。

この現象はとても日本人の本質を見たような景色で、

輸入した人は「偉い人」みたいになっております。


しかしながら、

全米No1クラスが来日したことはありません。

クラフト展BOBを手に入れた人もいません。

ウエストミンスター展グループ入賞犬は、

その血統を持つ雄犬が入ってきまして、

我がM&Rのロビンやティオに入っておりますが、

その本犬自体を手に入れる事は出来ていません。

 


私に長年頼って来た方々も、

一気に、そちらへ移動されましたので、

今までの関係を全て経つことになりまして、

私だけのことを考えるようになれたところです。


おかげさまで、母のお家を出ることもできましたので、

Dreamyとポロベビーたちは、

誰にも渡さずに、すべて手元に残せました。


変に付き合いがあれば、渡してしまった可能性もあり、

それをしないでこれたのも、私の運だったと思います。


日本人が好きな「外産犬」

ケアーンテリアの原産国はイギリスなので、

どうしても海外からの新しい血統は必要になります。


日本国内よりも、海外の方が、

ケアーンの需要性は高く、

我がルカちゃんに、

ブリーディングのチャンスが巡ってきました。



お相手は、

リディアさんが所有している「コニー君」

この方は、とても有名なブリーダーさん。

ルカを気に入ってくださり、お話が進みました。

調べていれば・・・

初代ルカにも入っている「Wolfpit」犬舎。


びっくりしました。



コニーは、

リディアさんがデンマークから迎えた雄犬と、

リディアさんが続けてきた「Wolfpit」の雌犬との繁殖。


ルカは、私がデンマークから迎えた「Dreamy」と、

私が続けてきた「ポロ」との繁殖。

こんな出会いがアメリカで起こるなんて!

って感激しました。



外産犬が好きな日本人ですが・・・

日本で誕生したルカも、

アメリカから見れば、外産なんですよね。


ルカとコニーの子供達は、

日本から見れば、外産犬になりますが、

私にとっては、普通にルカちゃんの子供達なんです。




真剣に繁殖を考えている方には、協力を致しますが、

残念ながら、日本にはペット産業が存在しますので、

営利目的に犬を利用する産業には協力は致しません。

そういう意味では、日本での該当者はゼロに近い。


諸外国のほうが、文化が進んでいますし、

犬に対しての認知度が違います。

M&Rケアーンが受け入れられたことは、

ここからまた先に続けていけることに感謝しております。



日本で繁殖を続けてくるのは簡単ではなかったので、

アメリカやデンマークとのお付き合いが始まり、

安心して、交流ができる状況が整った!ところです。


私の思考を理解してくださる日本の方はとても少ない!

ということが、残念でならないです。





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