ケアーンテリア物語




「最古のテリア」
「ケアーンテリア」の起源は中世。原産国はイギリスであり、スコットランドを故郷とする全ての「テリア」の祖先犬である。「ケアーン」とは?岩屑だらけの(石積)を「ケアーンズ」と言う事から名付けられた。彼らは害獣の住家である足場が悪い「ケアーンズ」で狐・アナグマ・イタチなど獲物を捕獲する仕事をしていた「作業犬」である。猟犬として必要な物「硬い毛質」「活発な性質」「頑丈な骨格」を持ち合わせているが、煌びやかな美しさはない。また、そこが「ケアーンテリア」の素朴な美しさなのだ!ドッグショーが盛んに成り、1912年に正式に「ケアーンテリア」と名づけられた。それまでは「テリア」=「ケアーンテリア」であり、「テリア」としか呼ばれていなかったのである。それもまた「ケアーンテリア」の地味な魅力と言えるだろう。古くからある著書やドッグペインティングを見ても判るが、姿形が中世の頃と今も余り変わっていない事が分る。テリア犬種の「祖先犬」と言われている事が一目瞭然である。「ケアーンテリア」は人間がたどり着けないほどの足場が悪い地盤を「ケアーンテリア」達だけで「狩」をする為、「毛質」「性質」「骨格」を持っている事は勿論!その他に「自習能力」があるのです。人間達に教わる事も無く、犬達だけで「仕事」をしてしまうのです。この「能力」は今でも持ち続けています。ドッグショーが行われる前までは「ショートヘアード・スカイテリア」と呼ばれていた頃があり、スコッティーやウエスティーにとってもケアーンが祖先犬になるのです。日本でも21世紀に入った頃には、人気犬種の仲間入りをしています。2006年現在では1年間で生まれてくるケアーンは1000頭を越えている。


「ケアーンテリアの育て方」
日本で生活をしているケアーンテリアの殆どがアメリカやイギリスから来た犬たちが土台犬です。中には気性の荒い種犬を使用していたブリーダーも居るようです。可愛い容姿に隠れている賢さや強さを見極める事が必要です。簡単に言えば、「プライド」が高く傷つきやすい、一見面倒な犬種であるのです。が・・・・一度犬を育てた経験者でしたら、ケアーンテリアの「賢さ」にきっと驚くでしょう。作業犬としてのケアーンテリアの目的は、害獣を捕獲する事。またはそれらの動物を獲物とし口にして居たのですが、日本ではこのような動物本来の部分を伝えていないのです。うさぎを食べていたと言われれば、とても狂暴な犬と解釈してしまう恐れがあるからだと思いますが、大型犬に負けないほどの顎を持って居る事で納得して頂けると思います。現在欧米では気性が荒い種犬を繁殖に使用しない傾向がありますが、日本のブリーダー(職業としている方々)は犬舎飼いをしている為、その事に気が付かず種犬として使用している方も少なくありません。その為に、一般家庭での飼育が難しい子犬もおります。性格は親からの遺伝は勿論の事、ブリーダーの育て方などでも変わりますが、どちらにしてもこの活発な犬を満足させる覚悟が必要です。本来のテリア気質が「荒い」というのではなく「明るい」「活発」と理解していただければ、飼育の参考になるかと思います。手が抜けないのは、「自習能力」を持っている事、「自分で考え、覚える」事が得意な犬種です。育て方の基本は「プライド」を傷つけず、「ストレス」をためない事。充分な運動が必要だと言う事を忘れないで下さい。そして、誰よりも強く、誰よりも大きい!と「ケアーンテリア」たちは自信を持っています。もし「叱る」事があれば、最初に叩かずに納得させる必要があります。そして群れのボスの存在を尊重する部分もありますので、先住犬に逆らう事は殆どありません。そして人と犬との上下関係は、遊びながら自然に築いていくことが理想です。感情的に叱っても、効果はありません。自由気ままなテリアを楽しみながら育てる事が理想だと想います。








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愛犬チャンプ ケアーン特集 1996,June Vol.43